2008年4月 便り1
桜が満開の静岡の県立がんセンターで山田明美さんを励ます音楽会がありました。
ご主人の山田さんは社会福祉法人、身体障害者授産施設、NPO日本カンボジア交流協会などを立ち上げてお仕事をしております。伊豆の富戸の自宅を開放していただいて、セミナーなどを開いてきました。
明美さんは昨年暮れから入院され、しばらく絶対安静で面会も一切謝絶しての入院生活でしたが、最近少し落ち着きを取り戻したのを機に、がんセンターの“陽だまりラウンジ”で励ましの音楽会を開きました。
音楽会が始まる前に、病室のベットをそのまま会場に運び、寝たまま一人一人と手を握って励ましの言葉を受けていました。“まるで告別式のようですね”とにこやかに言葉をかけていただきました。
音楽会はタンゴ界の世界的バンドネオン奏者の京谷弘司さんと明美さんの従妹の声楽家、中島はるみさんが日本の歌などを披露されました。ラウンジも広い空間で陽が暖かく入り、とても明るい、すばらしい励ましの会でした。
末期のガンの患者さんをお見舞いすることは、見舞う側も見舞われる側も気疲れするものです。でもこうした音楽会で患者さんをお見舞いできるのは、お互い気持ちの良い感情を交わせたように思えました。










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