低年齢でのダイエットは危険?
ダイエット上の問題点はまずダイエットする年齢層が低くなっていることです。低年齢でのダイエットを始めたり、繰り返しダイエットする女性ほど骨密度が低下することもわかっています。
調査によるとダイエット開始年齢が小学生からという女子の骨密度の低下者は半数にも及び、中学、高校と開始年齢が高くなるほど、その割合が減っています。小学校高学年か
ら3-4年が骨を造る最も重要な時期で、16歳当たりがピークになります。骨はそれから一定の重量を保っていき、閉経後はそれまでの蓄えを使いながら生活してゆきます。
ですから、それまでにいかに蓄えるかが大事なので、無理なダイエットで骨の重量を減らすことはライフサイクルをはじめ、成人病に移行するリスクが高くなるのです。
また、食事制限をしても基礎代謝量が少ないとダイエット効果があまりあがらないという研究もあります。週3-4回10分間速足で歩く程度の運動を3-4週間続けてゆくと1日あたりの基礎代謝が200~300キロカロリー増えていきます。あまり軽い運動ですと糖の消費が続き脂肪は燃焼しません。また、強い運動ですと糖がエネルギー源となるため脂肪の消費は殆どありません。
治療室ではこんな話しをしながら、結論としてタンパク質の摂取をすすめています。慶応大学の先生の研究例ですが、
24歳スポーツインストラクター・体重58kg、がっちりタイプのフィットネス美人
この二人の体脂肪率を測定してみると、がっちりタイプは18%と意外に脂肪が少ないのに対し、スリム美人は38%とかなり脂肪がある。これを「隠れヒマン」と呼ぶそうです。そしてこのタイプの女性がかなり多いことを指摘しています。
体の筋肉(タンパク質)の量が増えれば脂肪は減り、脂肪の量が増えると筋肉は減ってきます。そこで、充分なタンパク質を入れながらのダイエットが理想です。タンパク質を有効に筋肉に取りこむためには、運動1時間以内のタンパク質の摂取がよいとされています。
減量だけにとらわれるとただ衰弱しただけという結果に終わってしまいます。中程度(少し早く歩く程度)の運動の後、「ゆで卵」或いは「そばダイエット」に挑戦してみてはいかがでしょうか。












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