朝食抜きで大丈夫?

女子大学生やOLの食事がいつも新聞などで問題になっていますが、朝は抜き、昼はコンビNfoo_059 ニ食、夜はダイエットで少量の食事。これでは必要な種類も量の半分もみたされていません。

タンパク質は体重の1/1000が必要量です。60kgなら60g。朝食を1回抜くと1日の量を摂取するのは難しくなります。せめて朝、ゆで卵1個と牛乳一杯、これで10gのタンパク質が取れます。この倍ですと1/3日量のタンパク質が取れます。ですから卵はいつも目玉焼きの様に2個ずつ食べるとよいですね。

東京都では老人食として1日の食事の中に卵1個、牛乳1本、魚一切れ、肉50gを加えるように指導しています。食べ物にはタンパク点数があります。卵、シジミは100点タンパク、牛乳は74点、豆腐は51点です。パンよりはご飯、うどんよりはそばがタンパク点数が高いです。より高いタンパク点数のものを取るように心がけると良いです。


Green_4 天然ビタミンEの効能とは

私の治療院では細胞の構造脂質に必要な脂肪酸と天然ビタミンEでベースオイルを作り、そこに1%前後のエッセンシャルオイルを入れてビタミンマッサージをしています。これも分子栄養学から作られたものです。

ビタミンマッサージも開業の時から始めましたが、当時ビタミンEはカプセルの技術がまだなく、瓶の中に液状で入っていてスプーンで飲んでいました。そのビタミンEをマッサージに使ってみたらどうかと試したわけです。その時の筋肉の変化が驚くほど大きく感じられ、その感触は今でも忘れません。

マッサージはどの様に筋肉が変化するかを探ってゆく作業なのですが、こちらのイメージをはるかに超えるものがありました。今でもセミナーではまずこの筋肉の変化を見てもらい驚いてもらうことから始めていきます。脂肪酸と一緒のビタミンEの皮膚からの吸収は大変高いものであることは最近わかってきたことです。

ぜひビタミンEに注目していただきたいと思います。ただしビタミンCと違い、質が問われます。

今日から始めるビタミン・栄養学

■最初に知っておきたい分子栄養学

分子栄養学の分子とは遺伝子ーDNAのことを指しています。私達は両親から唯一、DNAを半分ずつ授かります。DNAは体の全ての代謝の設計図です。DNAに情報を伝えて私達はタンパク質(酵素)を作り代謝していくのですが、その一連の働きにどう栄養がかかわっていくかを考えてゆくのが分子栄養学です。

余談ですが、言葉の使い方によって年がわかるということがあります。新陳代謝というのは50年以上前から使われていた言葉で、今は代謝という言葉を使います。ですから新陳代謝か代謝かで年がばれるわけです。015_loc002

分子栄養学では、DNAによってタンパク質が作られるわけですから、材料としてまずタンパク質の重要性を説いています。そして、その一連の作業をフィードバック作用と言いますが、そこにフィードバックビタミン、ミネラルとしてビタミンE、C、A、B1、B2、B12、ニコチン酸、ユビキノン、パントテン酸、葉酸、ヨード、マグネシウム、亜鉛、クロムが必要です。

また、細胞は生体膜によって守られていますが、そこに構造脂質が必要です。どんな脂肪酸でもいいというわけにはいきません。リノール酸、アルファリノレン酸などの必須脂肪酸、ガンマリノレン酸、エイコサペンタエン酸などの不可欠脂肪酸が必要です。

これらのタンパク質、ビタミン、脂肪酸はその種類と必要な量がなければ代謝を充分に働かせることができません。必要なものが何か、そして必要な量はどのくらいかを決めるのが分子栄養学です。

体調を決めるのは食事?

私達は毎日の食事を何気なくとっていますが、食事によって体調は大きく変わるも す。例えば30万人近い人が死亡している癌になるか、ならないかも基本的には食事によって左右されると言えるでしょう。012_loc011_3

私は30年前に鍼灸・マッサージの治療院を開業しましたが、体調を崩して休んだことは一度もありません。風邪で微熱が出たり、咳き込むことはあっても寝込んで仕事を休んだことはありません。これは分子栄養学を学び、実践してきたお陰です。

33年ほど前、分子栄養学を提唱されていたのが三石巌先生という人で、開業した時、鉛中毒による糖尿病の治療で来院されました。三石先生は慶応大学や津田塾大学などで教えてこられた物理学者でした。それから先生の自宅での勉強会に出席しました。

私は開業する前、時間を潰しによく図書館に行っていましたが、その時、すでに三石先生の本に出会っていました。300冊以上の本を出版している中で「文明の解体」という本の裏の貸し出しを見ると大変多くの人に読まれているのがわかりました。

「文明の解体」の内容は自然、人間、科学技術、資本がそれぞれ人間の意志や操作なしに自律的に動いて行く自己運動を行っているとしてそれをチェック、コントロールすべきだと説いています。そんな中から分子栄養学が生まれてきました。

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