今日から始めるビタミン・栄養学
■最初に知っておきたい分子栄養学
分子栄養学の分子とは遺伝子ーDNAのことを指しています。私達は両親から唯一、DNAを半分ずつ授かります。DNAは体の全ての代謝の設計図です。DNAに情報を伝えて私達はタンパク質(酵素)を作り代謝していくのですが、その一連の働きにどう栄養がかかわっていくかを考えてゆくのが分子栄養学です。
余談ですが、言葉の使い方によって年がわかるということがあります。新陳代謝というのは50年以上前から使われていた言葉で、今は代謝という言葉を使います。ですから新陳代謝か代謝かで年がばれるわけです。
分子栄養学では、DNAによってタンパク質が作られるわけですから、材料としてまずタンパク質の重要性を説いています。そして、その一連の作業をフィードバック作用と言いますが、そこにフィードバックビタミン、ミネラルとしてビタミンE、C、A、B1、B2、B12、ニコチン酸、ユビキノン、パントテン酸、葉酸、ヨード、マグネシウム、亜鉛、クロムが必要です。
また、細胞は生体膜によって守られていますが、そこに構造脂質が必要です。どんな脂肪酸でもいいというわけにはいきません。リノール酸、アルファリノレン酸などの必須脂肪酸、ガンマリノレン酸、エイコサペンタエン酸などの不可欠脂肪酸が必要です。
これらのタンパク質、ビタミン、脂肪酸はその種類と必要な量がなければ代謝を充分に働かせることができません。必要なものが何か、そして必要な量はどのくらいかを決めるのが分子栄養学です。












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