ストレスとビタミンE

ビタミンEは1922年にラットの妊娠に必要である食事因子として発見され、1924年に、ビタミンE(トコフェロール)と命名されました。

トコフェロール(Tocopherol)の「Tocos」はギリシャ語で“子供を産む”という意味があり、「Phero」は“力を与える”という意味があります。

ビタミンEにはさまざまな働きがありますが、最も重要と言える働きは、体内において3,000以上の代謝に関係し、細胞における情報伝達を促進して、代謝を高めることで身体全体の働きを活性化させることです。

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現代は、ストレス社会とも言われ、私たちの周りには多くのストレスが存在しています。

“ビタミンC”が不足すると、ストレスに弱くなるということはよく知られていますが、ストレスに対抗するためには、“ビタミンE”も不可欠なビタミンとなります。

人はストレスを受けると、副腎皮質が活動を開始して、コルチゾンなどの《ステロイドホルモン》が作りストレスを緩和します。このコルチゾン(ホルモン)の合成過程の第一段階で、黄体ホルモンをつくる必要があり、この代謝にはビタミンEが必要となります。

ビタミンEが不足している場合、黄体ホルモンをつくることが出来ません。したがって、副腎皮質ホルモンをつくることができなくなってしまいます。

Gum06_cg02001 最近、よく“細胞がサビる”“体がサビる”・・・という言葉を耳にされると思いますが、人体を構成している細胞の細胞膜の不飽和脂肪酸は、活性酸素による害をもっとも受けやすいところです。

もし、一つの細胞が酸化されると、隣り合った細胞は連鎖的に酸化されていきます。このような状態になり過酸化脂質が増えると、老化が早まったり、免疫力が低下するなど、さまざまな病気を引き起こす原因となってしまいます。

ビタミンEは、細胞膜に常駐することで、このような酸化を防いでくれます。特に40歳を過ぎると、人間が持っている抗酸化の働きが落ちてくるので、ビタミンEや抗酸化食品を積極的に摂取するとよいでしょう。

また、ホルモンのバランスが大きく変化する思春期や更年期は、ビタミンEを大量に必要とする時期となります。
ビタミンEは、腸からはあまり吸収の良くないビタミンですが、脂溶性であるので肌からの吸収に優れています。

ビタミンEは皮膚の代謝をはじめ、あらゆる代謝に関わり、若返りのビタミンというニックネームが付いているほどです。毎日のマッサージに、そしてサプリメントとして基本のビタミンとして毎日の摂取されることをお勧めします。

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