コラム「ビタミンEマッサージで自律神経失調症と向き合う」
最近、自律神経失調症の方が非常に多くご来院されます。
疲労感やだるさ、不眠、首肩こり、めまい。人によって違いますが、さまざまな組み合わせで症状が見られます。「病院で見てもらったけど、特に機能的な問題はなかった」という点は共通しているようです。
自律神経は、交感神経と副交感神経という2つに分けられます。活発に動かすときに働く交感神経と、休めるときに働く副交感神経とが、互いにバランスを取りながら身体の状態を調節しています。
ですが不規則な生活やストレス、更年期障害などの原因によって、自律神経のバランスが崩れてしまいます。
バランスが崩れると全身の機能に支障をきたして、身体にさまざまな症状が出ます。また不安感が強くなったり、精神的に不安定になることもあり、パニック障害やうつ病に発展することもあります。
ビタミンEマッサージの効果
ビタミンEマッサージは、自律神経失調症のさまざまな症状に対応することができます。
オイルで行うオールハンドのマッサージは、タッチングケアでもあるので、手当ての意味を持ちます。辛いところ、痛いところに手を当てることで、精神的な安定にも繋がります。
またビタミンEが自律神経のバランスが崩れることによって起こる、筋肉の硬さやリンパをはじめとする全身の流れの悪さを解消してくれます。ビタミンEが血行を促進し、全身に酸素や栄養を行き渡らせ、反対に老廃物などを流してくれます。
何となくの不調を感じたら、ぜひお試しください。
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