ビタミンEの肌への効果って?
ビタミンEは抗酸化作用の高いビタミンです。「若返りのビタミン」「女性のためのビタミン」と呼ばれています。
抗酸化というのは、酸化を防いでくれるという意味です。私たちのからだは呼吸をしているだけでも錆びていきます。もちろん肌も同じことが言えます。肌が酸化すると、シミ、しわ、たるみ等の肌トラブルへと繋がります。
活性酸素って?
酸化は活性酸素というものによって引き起こされます。私たちのからだには、この活性酸素を除去するシステムを持っていますが、歳を重ねることによって機能が低下してしまいます。そのため若いころには除去できていた活性酸素が肌細胞を攻撃することによって、シミやシワができてしまったり、ターンオーバーが正常に行われなくなったりします。ビタミンEはこの活性酸素を取り除いてくれるビタミンです。
ビタミンEオイルの嬉しい効果
もともとビタミンEオイルは、肩こりや腰痛といった患者さんの血行を促進することを期待して作られたオイルです。抗酸化作用よりも早くから、この血行を促進してくれる働きについては知られていました。
ビタミンEは、末梢の血管を拡張して、滞っていた血流を改善してくれます。これにより代謝が促され、乾燥や炎症などの肌荒れを改善したり、シミの抑制をはじめとして、肌のバリア機能や老化防止に働きかけます。
また、皆さんがよくご存知のビタミンCとの相性も抜群です。例えば活性酸素と戦ったビタミンEが力を失ってしまうと、ビタミンCが力を補い、ビタミンEは再び復活することができます。ビタミンCの化粧水の上からビタミンEオイル、というように組み合わせてお使いいただくのもオススメです。
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